世界的に結婚した際には、指輪の交換を行います。中世に欧州で広まった形式ですが、結婚指輪をしている事は既婚者の証しでもあります。江戸時代には着物や髪型で未婚既婚の区別が付きましたが、西洋化した現代では結婚指輪でしか見分けができません。女性側すれば結婚指輪は浮気の防止にもなり、夫婦愛の証明でもあります。
ブランド結婚指輪は世界的なジュエリーメーカーが製造販売しているもので、そのデザイン性の高さと高品質でよく知られています。価格もピンからキリまであり、男性の財政状態によって選べ、品質も良いことから広く一般的に購入されています。
一方、手作り結婚指輪は世界に一つしかないデザインの指輪が作れます。自分の希望を取り入れてオリジナルデザインにすることも可能ですから、希少性の点ではブランド品よりも優っています。ただし、洗練されていて美しいかどうかはデザイン次第です。
結婚指輪はほぼ一生モノです。また、素材や宝飾などで価格も様々なものがあり、デザインの好みもありますから、予算と相談しながら結婚する二人でじっくりと話し合って購入を決めましょう。男性が勝手に決めてしまい、後で文句を言われることがないようにすることが大切です。
ティファニーは創業170年以上の歴史があり、各国の皇室や王族、リッチなセレブ達が利用したことで最高級品のブランドイメージが定着しました。一般の方にもブランド人気が浸透しています。
創業者が「king of diamonds」 と称されたほどで、ティファニーのダイヤモンドは最高級品です。素材の良さに熟練のクラフトマン達が長時間かけて加工しますから、他のメーカーには真似できないと言われます。
1世紀以上前に考案されたティファニーセッティングは、6爪のダイヤモンドで美しさを醸し出していて、現在でもとても人気があります。こうしたデザイン性の高さがティファニーを有名にしました。
ブルーボックスの由来は英国国鳥「こまどり」の卵に由来します。「幸せの青い鳥」のように、幸せのブルーボックスとして知られていて、この箱を見ただけでティファニーの指輪だと分かります。
百貨店や有名ジュエリーショップなどの中から、結婚指輪を購入するショップを選びます。挙式日の1ヶ月前には出来上がっているのが理想ですが、オーダーメイドの場合は3〜6ヶ月前には注文を完了しなければなりません。素材や宝飾、サイズやデザインなどしっかりと確認して注文しましょう。試着と支払いを行い、最後は受け取りで完了です。
結婚指輪の相場は給料の3ヶ月分という話は50年前のことで、現在の結婚指輪の平均購入価格は約25万円、30歳男性のおよそ1ヶ月分のようです。これは、その後の挙式や新婚旅行、新居の準備費用に相当額が必要となるからでしょう。核家族の時代、親の援助もあまり期待できませんから、自分の貯蓄から捻出するために、高額な指輪を購入することができる方は少ないのが現状です。